非小細胞肺がんに対する強度変調回転照射(VMAT)後の放射線肺臓炎

Fujiwara M et al. Anticancer Res. 2021. PMID: 34732453
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34732453/

・非小細胞肺がんに対する強度変調回転照射(VMAT)後の放射線肺臓炎


<背景/目的>
・非小細胞肺がん(NSCLC, non-small cell lung cancer)に対する強度変調回転照射(VMAT, volumetric modulated arc therapy)後の放射線肺臓炎の発生率やグレードを評価すること。

<対象と方法>
・外科手術の適応のない非小細胞肺がんで、強度変調回転照射(VMAT)にて治療された50例を解析した。
・35例はIII期患者、15例は再発腫瘍の患者であった。
・処方線量:肉眼的腫瘍 69 Gy/30回、予防リンパ節領域 51Gy/30回

<結果>
・放射線肺臓炎が38例(76%)に認められ、グレード2以上の肺臓炎が11例(22%)に認められた。
・肺に5Gy以上が照射される割合(Lung V5)、10Gy以上が照射される割合(Lung V10)、20Gy以上が照射される割合(Lung V20)、30Gy以上が照射される割合(Lung V20)、両側/同側肺の平均肺線量(MLD, mean lung dose)が、グレード2以上の放射線肺臓炎発症と関連していた。

<結論>
・非小細胞肺がんに対する強度変調回転照射(VMAT)後の放射線肺臓炎の発生率と程度/グレードは許容範囲内のものであった。


<関連wiki>
肺がん>非小細胞肺がん>局所進行>有害事象>肺臓炎>IMRT/VMAT


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