前立腺がん>小線源治療>低線量率小線源治療>後ろ向き研究

 

前立腺がん>小線源治療>低線量率小線源治療>後ろ向き研究


Uribe-Lewis S, et al. BJU Int. 2021. PMID: 34448332

・前立腺がんに対する低線量率小線源治療。
・後ろ向き研究、英国
・目的:限局性前立腺がんに対する低線量率小線源治療(LDR-BT, low-dose-rate brachytherapy)の長期の有効性を評価すること。
・対象と方法:1999-2017年、前立腺がんに対し低線量率小線源治療単独 / ホルモン療法(アンドロゲン抑制療法)併用 および/あるいは 外照射併用が行われた患者を解析した。
・結果:2936例を解析した。
・全死亡率:11%、前立腺がん特異的死亡率:2.9%。
・経過観察期間(中央値)10年(3-21年)
・死亡までの期間(中央値)9年(3-21年)
・15年全生存割合:81%、15年前立腺がん特異的生存割合:95%。
・15年累積死亡率:前立腺がん以外の原因 14%、前立腺がんに伴うもの 5%。
・高齢者(HR 1.1, p<0.001)、進行臨床病期(vs. T1a-T2a)(T2b HR 1.9, p=0.048, T2c-T3b HR 2.7, p=.023)、48ヶ月時点でのPSA値 >1.0 ng/mL(HR 6.8, p<0.001)で前立腺がんに伴う死亡リスク上昇との関連がみられた。
<結論>今回の前向きに集積された前立腺がんに対する低線量率小線源治療の後ろ向き解析では有効性は良好なものであった。臨床病期T2の subdivision、48ヶ月時点でのPSA値(>1.0 ng/mL)が前立腺がんに関連した生存成績の強い関連因子である様子。


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