前立腺がん>強度変調放射線治療>vs. 3次元原体照射

 

前立腺がん>強度変調放射線治療>vs. 3次元原体照射


Jacobs BL et al. Eur Urol. 2014. PMID: 22790288

・前立腺がんに対する強度変調放射線治療(IMRT)と3次元原体照射(3D-CRT)を比較。
・コホート研究(SEER database)
・2001-2007年に前立腺がんに対し放射線治療が行われた患者を解析(IMRT 11,039例、3D-CRT 6,976例)
・低リスク患者において、IMRTと3D-CRT後の救済ホルモン療法が行われた患者や治療介入を必要とする合併症の割合は同等であった。
・一方、高リスクで、ホルモン療法が同時併用されなかった患者では、IMRT後に救済治療が行われた患者が少なく(p=0.02)、合併症は同様の頻度であった。
<結論>高リスクの一部の患者では、強度変調放射線治療(IMRT)を用いることにより、合併症の増加なく、救済治療を要する頻度を減少できるかもしれない。他の患者では、IMRTと3次元原体照射(3D-CRT)後の救済治療や合併症のリスクは同等であった。

Jani AB et al. Prostate Cancer Prostatic Dis. 2007. PMID: 16983394

・前立腺がんに対する放射線治療後の晩期消化管毒性(GI)と尿路毒性(GU)
・強度変調放射線治療(IMRT) vs. 3次元原体照射(3D-CRT)
・461例を解析(IMRT 355例、3D-CRT 106例)
・晩期の尿路毒性(GU)は両群間に明らかな差を認めなかった(p=0.166)。
・晩期の消化管毒性はIMRTで少なかった(p=0.001)
・Regression解析では、IMRTと晩期消化管毒性(GI)の減少との関連がみられた(p=0.006)
<結論>前立腺癌に対する放射線治療において、3次元原体照射と比較して、強度変調放射線治療(IMRT)による晩期の尿路毒性の減少しないが、晩期の消化管毒性は減少。


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