前立腺がん>有害事象>生殖器泌尿器毒性

 

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高密度焦点式超音波療法(HIFU)


Takeda K, et al. J Radiat Res. 2021. PMID: 34467400

・目的:限局性前立腺がんに対する画像誘導下強度変調放射線治療後の晩期尿路毒性と関連する臨床因子を検討すること。
・対象と方法:2002ー2016年、限局性前立腺がんに対し強度変調放射線治療(IMRT, intensity modulated radiation therapy)が行われた452例を後ろ向きに解析した。
・432例に対してはホルモン療法(アンドロゲン抑制療法)が行われて居た。
・照射線量(中央値):80 Gy(76ー80 Gy)、1回線量は2 Gyであった。
・経過観察期間(中央値)83ヶ月(4-210ヶ月)
・晩期尿路毒性をNCI-CTCAE v4.03を用いて評価した。
・Grade 3晩期尿路毒性が27例に認められた(Grade 4 尿路毒性は観察されなかった)
・Grade 3 晩期尿路毒性発生回避生存割合:5年 97%、10年 91.8%、12.5年 88.1%。
・年齢、リスク分居る、照射線量、ホルモン療法施行期間、抗血栓療法、心血管疾患、高血圧、糖尿病、脂質異常症、前立腺経尿道的切除の既往(TURP, transurethral resection of the prostate)、高密度焦点式超音波療法(HIFU, high-intensity focused ultrasound)の既往と晩期尿路毒性(Grade 3)との関連性を評価した。
・単変量解析にて、抗血栓療法とHIFUの既往が晩期のGrade 3尿路毒性と関連していた。
<結論>限局性前立腺がんに対する強度変調放射線治療において、抗血栓療法や高密度焦点式超音波療法(HIFU)の既往が晩期尿路毒性(Grade 3)の予測因子である様子。


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