肺がん>非小細胞肺がん>局所進行>化学放射線療法>寡分割照射

 

肺がん>非小細胞肺がん>局所進行>化学放射線療法>寡分割照射


Qiu B, et al. Pract Radiat Oncol. 2021. PMID: 34157448

・局所進行非小細胞肺がんに対する寡分割照射による同時化学放射線療法
・第2相試験、中国、GASTO1011
・目的:局所進行非小細胞肺がんに対するスプリットコースによる同時化学放射線療法の有効性と毒性を第2相試験にて評価を行った。
・対象と方法:対象:局所進行非小細胞肺がん、FEV1/FVC% 40%以上、DLCO% 45%以上
・放射線治療:強度変調放射線治療を用いて、51 Gy/17回を第1コースとして照射し、その後休止期間をおいた。病勢増悪がなく、Grade 2+毒性が持続していない患者に対しては、寡分割照射にて15-18 Gy/5-6回のブースト照射を施行した。
・主要評価項目:無増悪生存(PFS, progression-free survival)
・副次評価項目:全生存(OS, overall survival)
・結果:89例が登録され、解析を行った。
・経過観察期間(中央値)29.5ヶ月、生存者の経過観察期間(中央値)は35.3ヶ月
・客観的奏効割合:97.8%
・無増悪生存期間(中央値)11.0ヶ月、全生存期間(中央値)27.0ヶ月
・急性期毒性(Grade 3):食道炎 15例(16.9%)、肺臓炎 7例(7.9%)
・晩期肺臓炎:Grade 3 2例(2.2%)、Grade 5 1例(1.1%)
・78例(87.6%)でスプリットコースの寡分割化学放射線療法のプロトコール治療を完遂した。
・照射休止後、FEV1/FVC%、DLCO%ga良好な患者では全生存が良好であった。
<結論>局所進行非小細胞肺がんに対するスプリットコース寡分割化学放射線療法による奏効率は高く、生存成績も良好、毒性は忍容可能なものであった。放射線治療計画および線量増加においては、呼吸機能検査が必須のインディケーター。


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