肺がん>非小細胞肺がん>局所進行>高齢者>化学放射線療法>vs. 放射線治療単独

 

肺がん>非小細胞肺がん>局所進行>高齢者>化学放射線療法>vs. 放射線治療単独


システマティックレビュー/メタアナリシス


Chen F, et al. Clin Transl Oncol. 2018. PMID: 28741074

・高齢者非小細胞肺がん;ネダプラチン併用化学放射線療法 vs. 放射線治療単独
・ランダム化試験、中国
・目的:III期 / IV期 非小細胞肺がんに対する、ネダプラチン(NDP, nedaplation)毎週投与併用強度変調放射線治療(IMRT, intensity modulated radiotherapy)と 強度変調放射線治療単独の有効性と毒性を比較すること。
・方法:117例が登録された。
・患者を放射線治療単独群(RT群)と化学放射線療法群(CRT群)にランダム化した。
・放射線治療単独群では、強度変調放射線治療により、総線量 52-66 Gyの照射を行った。
・化学放射線療法群では、放射線治療にネダプラチン(25 mg/m2、毎週投与)を併用した。
・結果:生存期間(中央値):化学放射線療法群 11.0ヶ月、放射線治療単独群 7.0ヶ月。
・生存割合(化学放射線療法群):1年 46.8%、2年 25.1%、3年 14.7%。
・生存割合(放射線治療単独群):1年 25.9%、2年 11.8%、3年 8.0%
・生存成績は、放射線治療単独と比較して、化学放射線療法群で良好であった(p<0.001)
・Cox’s multiple regression analysisにおいて、化学放射線療法と良好な全生存との関連が認められた(HR 0.523, 95% CI 0.338-0.807, p=0.003)
・客観的奏効割合:化学放射線療法群 73.3%、放射線治療単独群 51.1%(p=0.018)
・血液毒性(化学放射線療法 vs. 放射線治療単独):白血球減少(35.0% vs. 0%, p<0.001)、好中球減少(33.3% vs. 0%, p<0.001); 化学放射線療法群に多くの血液毒性が認められた。
<結論>高齢者非小細胞肺がんに対するネダプラチン同時併用化学放射線療法の有効性が認められ、客観的奏効割合は良好で、忍容性は良好であった。


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