胆管がん>化学放射線療法>免疫チェックポイント阻害剤

 

胆管がん>化学放射線療法>免疫チェックポイント阻害剤


Yue J, et al. Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2021. PMID: 34701982

・局所進行胆管がんに対する PD-1阻害剤のカムレリズマブ(Camrelizumab, SHR-1210)併用化学放射線療法
・初期成績の報告、中国
・対象と方法:病理組織学的検査および画像検査にて局所進行胆管がんと診断された患者を組み入れた。
・患者に対し放射線治療(50-60Gy/25-30回)にカペシタビン(825 mg/m2、1日2回)と カムレリズマブ(Camrelizumab, SHR-1210)(200 mg, iv, 2週毎)を同時併用した。
・免疫化学放射線療法後にアジュバント全身療法(シスプラチン 75 mg/m2)21日ごとにカムレリズマブ(Camrelizumab, SHR-1210)(200 mg, iv, 3週毎)を4サイクル施行した。
・試験治療が行われた患者に対して、Camrelizumabを12ヶ月間 または 病勢増悪 / 許容不能な毒性発現 あるいは 同意撤回されるまで継続した。
結果:2019年11月-2020年10月、10例が登録された(男性 6例、年齢 [中央値] 56歳)
・IIIB期 4例、IIIC期 6例。
・全例で放射線治療を完遂した
・6例に骨髄抑制が認められ、2例にGrade 4有害イベントが認められ、1例は化学療法、1例は試験治療を中止した。
・4例(40%)にGrade 2 消化管反応が認められ、Grade 3以下の反応性皮膚毛細血管内皮増殖(RCCEP, reactive cutaneous capillary endothelial proliferation)の発生率は100%であった。
・全例でCEAおよびCA19-9値の低下が認められ、治療に対する奏効により症状の緩和が得られた。
・治療が行われた10例のうち、完全奏効 0例、部分奏効 5例(50%)、安定 4例(40%)、進行/増悪 1例(10%)。
・6ヶ月無増悪生存割合:90%
<結論>今回の解析結果から、局所進行胆管がんに対するPD-1阻害剤と化学放射線療法の併用は認容可能で有効で、新たな治療選択肢となる可能性が示された。


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