脳転移>定位放射線治療>再照射>システマティックレビュー/メタアナリシス

 

脳転移>定位放射線治療>再照射>システマティックレビュー/メタアナリシス


Lucia F, et al. Cancers (Basel). 2021. PMID: 34638412

・脳転移に対する放射線治療後の局所再発に対する再度の定位放射線治療(second course of stereotactic radiation therapy)
・システマティックレビュー
・最新のがん治療の発達に伴い、全生存の改善が認められ、結果として定位放射線治療/定位手術的照射(SRS / SRT)後の再発の頻度が増加してきている。
・定位放射線治療 / 定位手術的照射後の局所再発に対し、再度の定位放射線治療 / 定位手術的照射が行われることがある。
・PRISMAガイドラインに準じた文献検索を行った。
・結果:定位手術的照射(SRS)による再照射 13研究、329例(388病変)、定位放射線治療(SRT)による再照射 135例(161病変)を組み入れ解析を行った。
・1年局所制御割合:46.5 – 88.3%と報告されていた。
・不良な局所制御と関連する因子として、組織型(悪性黒色腫 [メラノーマ])、全脳照射の非施行、大きな腫瘍サイズ、再照射時の少ない照射線量、初回の定位放射線治療 / 定位手術的照射に対する奏効不良、全身状態不良、頭蓋外病変の非制御が報告されていた。
・放射線脳壊死(RN, radiation necrosis)の発生率は2%から36%と報告されていた。
・大きな腫瘍体積、再照射時におけるアイソドーズラインへの高線量処方、初回の定位放射線治療 / 定位手術的照射体積に大きく含まれる場合、再照射時の18 Gy、12 Gyが照射される脳の体積が放射線脳壊死発生を予測する因子であると報告されていた。
<結論>大規模前向き試験により、脳転移に対する定位放射線治療 / 定位手術的照射後の局所再発に対する適切なマネージメントを評価する必要がある。


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