良性腫瘍>下垂体腺腫>定位放射線治療

 

良性腫瘍>下垂体腺腫>定位放射線治療


Sumodhee S, et al. Cancer Radiother. 2021. PMID: 34711487

・下垂体腺腫に対する分割定位放射線治療(FSRT, fractionated stereotactic radiation therapy)
・後ろ向き研究、フランス
・目的:下垂体腺腫(PA, pituitary adenoma)に対する分割定位放射線治療(HSRT, hypofractionated stereotactic radiotherapy)の有効性と安全性を評価すること。
・対象と方法:2007年6月-2017年3月、29例の下垂体腺腫に対し寡分割定位放射線治療が施行された。
・処方線量は35Gy/5回(1回線量 7Gy)。
・結果:年齢(中央値)54歳(23ー86歳)
・再発に対する照射 12例、術後照射 12例、手術歴のない患者は5例であった。
・経過観察期間(中央値)47ヶ月、局所制御率は96%。
・1例に、照射野外の腫瘍の再増大が73ヶ月後に認められた。
・多くの下垂体腺腫(18例, 62%)はホルモン産生性の腫瘍で、ホルモン産生において8例(44%)は完全奏効、4例(23%)は部分奏効が得られた。
・4例(14%)に放射線毒性(Grade 2+)の発生が認められた。
・1例にGrade 4の視力障害が認められた。
<結論>下垂体腺腫に対する35Gy/5回の寡分割定位放射線治療は実行可能で、ホルモンの過剰産生を減少させており、局所制御は良好であった。


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