頭頸部がん>化学放射線療法>体重減少

 

頭頸部がん>化学放射線療法>体重減少


Singh GK, et al. Oral Oncol. 2021. PMID: 34571463

・頭頸部がんに対する化学放射線療法期間中の体重減少
・第3相試験(シスプラチン/ニモツズマブ併用 vs. シスプラチン併用)の post-hoc 解析
・背景:化学療法期間中の体重減少が、がんの治療成績へ影響することが報告されている。
・第3相ランダム化試験の事後解析を行い、化学放射線療法期間中の体重減少が治療成績へ影響を与えるかを評価した。
・対象と方法:頭頸部がんに対するシスプラチン/ニモツズマブ併用放射線治療とシスプラチン併用放射線治療のランダム化試験に登録された患者データの解析を行った。
・結果:536例の患者のうち、524例の体重減少が評価可能であった。
・524例の患者のうち、体重減少(any)が293例(55.9%)に認められた。
・体重減少:Grade 1 192例(36.6%)、Grade 2 96例(18.3%)、Grade 3 5例(1%)
・高度の体重減少あり vs. 高度の体重減少なし;2年無増悪生存割合 53% s. 57.1%(p=0.36)
・高度の体重減少あり vs. 高度の体重減少なし;2年局所領域制御割合:60% vs. 63.5%(p=0.47)
・高度の体重減少あり vs. 高度の体重減少なし;2年全生存割合:59.3% vs. 62.2%(p=0.21)
・高度の体重減少と関連する因子は同定されなかった。
<結論>今回検討した患者では高度の体重減少を認めた患者は少なかった。化学放射線療法期間中の体重減少と不良な生存成績との関連性は認められなかった。


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