頭頸部がん>喉頭がん>化学放射線療法>併用レジメン>カルボプラチン

 

頭頸部がん>喉頭がん>化学放射線療法>併用レジメン>カルボプラチン


Lu SM, et al. Am J Clin Oncol. 2018. PMID: 27635621

・局所進行喉頭がんに対するカルボプラチン併用化学放射線療法
・目的:2003年、われわれの施設では、一部の喉頭がんに対する化学放射線療法の併用レジメンとして、高容量シスプラチン(100 mg/m2)の代替レジメンとしてカルボプラチン(AUC 5)3週毎投与を採用した。
・カルボプラチン併用化学放射線療法の治療成績を報告する。
・方法:2003年1月-2013年12月、53例の局所進行喉頭がんに対し、カルボプラチン併用化学放射線療法(70 Gy)を施行した。
・III期(60%)、IVA期(40%)
・カルボプラチン併用が選択された理由は、高齢者(70歳以上)(20%)、腎機能低下(6%)、合併症(36%)、医師決定(38%)
・原発部位は声帯 22例(42%)、声門上部 31例(58%)
・結果:生存例の経過観察期間(中央値)63ヶ月。
・53例のうち、43例(81%)で3サイクルのカルボプラチン投与が行われ、全例で予定した放射線治療を完遂した。
・17例(32%)で治療期間中に経管栄養を要したものの、長期留置が必要となったのは2例(4%)のみであった。
・急性期に治療関連血液毒性(Grade 4-5)の発生を認めなかった。
・最終経過観察時点で、14例(26%)が介入疾患(intercurrent disease)のために死亡していた。
・”RTOG 9111”の適格条件を満たす患者サブグループ(46例)において、5年全生存割合 49%、無病生存割合 42%、喉頭全摘回避生存割合 39%、喉頭温存割合 80%、局所領域制御割合 63%。
<結論>局所進行喉頭がんで、高容量のシスプラチン併用化学放射線療法が適当でない患者では、カルボプラチン(AUC 5、3週毎)併用化学放射線療法の治療成績は許容可能なもので、毒性は忍容可能なものであった。


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