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Mucha-Małecka A, et al. Sci Rep. 2021. PMID: 34489495

・高齢者 T1声門がんに対する放射線治療施行例の予後因子
・後ろ向き研究、ポーランド
・目的:高齢者 T1 声門がんに対する放射線治療の有効性を評価し、予後因子を評価すること。
・対象と方法:1977年から2007年、70歳以上、T1N0M0 声門がんに放射線治療を施行した患者、131例を後ろ向きに解析した。
・平均年齢:74歳。
・主な合併症:高血圧、虚血性心疾患、慢性呼吸器疾患。
・合併症の全生存への影響をCCI(Charlson Comorbidity Index)を用いて評価した。
・25例(19%)の患者にるいそう(undeweight)認めた。
・全例、1日1回、週5回の照射が行われており、60-70Gyを1回線量 2-2.5 Gyの照射が行われていた。
・結果:5年全生存割合:63%、5年疾患特異的生存割合:92%、5年局所制御割合:93%。
・多変量解析にて、糖尿病、るいそう、1回線量 2 Gyが局所再発リスクや疾患声門がんに伴う死亡のリスク因子であった。
・合併症の数が多い患者や、Charlson comorbidity index高値、るいそうと不良な全生存と関連していた。
<結論>高齢者 T1 声門がんに対する放射線治療は有効な治療法であった。合併症としての糖尿病、るいそう、通常分割照射では放射線治療による根治へ悪影響が認められ、合併症の数が多い患者では長期生存が不良であった。


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