頭頸部がん>遺伝子変異

 

頭頸部がん>遺伝子変異


Rowinski E, et al. Head Neck. 2021. PMID: 34643313

・頭頸部がんにおける放射線ん抵抗性と遺伝子変異(ProfiLERプロトコール、サブ解析)
・背景:遺伝子解析は放射線抵抗性を予測する分子バイオマーカーツールとなる可能性がある。
・方法:ProfiLER試験に登録された頭頸部扁平上皮がん患者で、根治的放射線治療が行われた患者をスクリーニングした。
・分子異常と放射線治療後の照射野内再発や完全腫瘍奏効との関係性を、単変量解析および Cox multivariate解析により検討を行った。
・結果:143例の患者の解析を行った。
・PIK3CA変異(HR 0.33, p=0.005) および MAP キナーゼ経路の不安定性(HR 0.61, p=0.025)が局所領域再発の予測因子であった。
・アポトーシス経路の不安定性が放射線治療後の完全奏効の予測因子であった(HR 0.26, p=0.04)
<結論>今回のサブ解析の結果からは、頭頸部扁平上皮がんに対する放射線治療において、PIK3CA変異、MAPキナーゼのコピー数変化(variaion of copy number of MAP kinase)および アポトーシス経路が放射線抵抗性減少において重要な役割を果たしている可能性が示唆された。


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