非小細胞肺がんの外科手術後の局所領域再発に対する化学放射線療法とデュルバルマブによる地固め療法

  非小細胞肺がん

Borghetti P et al. Radiat Oncol. 2022. PMID: 35842660
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35842660/

・非小細胞肺がんに対する外科手術後の局所領域再発に対する化学放射線療法とデュルバルマブによる地固め療法


<背景>
・非小細胞肺がんに対する外科手術後の腫瘍再発は主な治療不成功の原因で、患者の期待生存期間の極端な悪化につながる。
・非小細胞肺がん(NSCLC)に対する外科手術後の局所領域再発に対する適切な治療法は確立されていない。
・今回の報告では、外科手術後の局所領域再発に対し、化学放射線療法とデュルバルマブによる地固め療法を行った患者の再発形式や無増悪生存(PFS)、全生存(OS)を解析した。

<対象と方法>
・多施設共同後ろ向き研究
・非小細胞肺がんに対する外科手術後の局所領域再発に対し、PACIFIC protocolと同様の治療を行った患者を組み入れた。

<結果>
・基準を満たした24例を組み入れた。
・診断時の年齢の中央値は65歳(範囲:47-78歳)で、男性の割合が高かった(58%)。
・無増悪生存率は、12ヶ月 69%、18ヶ月 46%、24ヶ月 34%。
・3例が死亡しており、全生存率は12ヶ月 91%、18ヶ月 82.8%。

<結論>
・非小細胞肺がんに対する外科手術後に局所領域再発を来した患者で、全身状態が良好な患者では、PACIFIC試験と同様の化学放射線療法とデュルバルマブによる地固め療法を行うことにより、再発後の生存成績を改善できる可能性がある。


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