前立腺がん>オリゴ転移>体幹部定位放射線治療>去勢抵抗性前立腺がん

 

前立腺がん>オリゴ転移>体幹部定位放射線治療>去勢抵抗性前立腺がん


Zhang H, et al. Clin Cancer Res. 2021. PMID: 34593526

・11C-Choline-PET/CTにて同定された去勢抵抗性前立腺がん オリゴ転移/少数転移に対する体幹部定位放射線治療(SABR, stereotactic ablative radiotherapy)
・第2相試験、米国
・目的:遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がんの治療成績は依然として不良。
・臨床研究や非臨床研究において、体幹部定位放射線治療による抗腫瘍免疫効果が示されているが、免疫腫瘍学的バイオマーカーに関する知見は欠如しています。
・対象と方法:2016年8月-2019年12月、89例の11C-Choline-PETにて同定された去勢抵抗性前立腺がん 少数転移患者が体幹部定位放射線治療(SABR)にて治療された。
・主要評価項目:2年全生存割合(OS, overall survival)、PSA増悪(PSA progression)
・副次評価項目:2年時点での体幹部定位放射線治療で治療された部位の局所再発、6ヶ月間の有害イベント。
・体幹部定位放射線治療前と治療後の末梢血のT細胞のsubpopulationを評価した。
・結果:89例、128病変を解析した。
・全生存期間(中央値)29.3ヶ月、全生存割合:1年 96%、2年 80%。
・PSA 無増悪生存割合:1年 40%、2年 21%。
・局所無増悪生存割合:1年 84.4%、2年 75.3%。
・Grade 3+有害イベントは観察されなかった。
・治療前の tumor reactive T cells (CD8+ CD11a high)が高値の患者では、局所無増悪生存、PSA無増悪生存、遠隔無増悪生存が良好であった。
・治療前の effector memory T cells (CCR7- CD45RA-)が高値の患者では、PSA無増悪生存が良好であった。
・体幹部定位放射線治療14日後時点で tumor reactive T cellsが治療前より上昇していた患者では全生存が良好であった。


<< 前立腺がん>オリゴ転移>体幹部定位放射線治療