前立腺がん>遠隔転移合併>前立腺部に対する放射線治療>システマティックレビュー/メタアナリシス

 

前立腺がん>遠隔転移合併>前立腺部に対する放射線治療>システマティックレビュー/メタアナリシス


【STOPCAP】 Burdett S et al. Eur Urol. 2019. PMID: 30826218記事

・遠隔転移を有するホルモン感受性前立腺がんにおける前立腺部に対する放射線治療
・システマティックレビュー/メタアナリシス、STOPCAP
・アンドロゲン抑制療法(ADT, androgen deprivation therapy)単独治療とアンドロゲン抑制療法(ADT)+前立腺部に対する放射線治療を比較した臨床試験を組み入れた。
・現在進行中のPEACE-1および2つの終了した臨床試験(HORRADおよびSTAMPEDE)を同定した。
・HORRAD試験およびSTAMEDE試験(2,126例で90%が適格)の統合結果において、前立腺部に対する放射線治療による生存成績(HR 0.92, 95% CI 0.81-1.04, p=0.195)や無増悪生存(HR 0.94, 95% CI 0.84-1.05, p=0.238)の改善効果を認めなかった。
・前立腺部に対する放射線治療による生化学的増悪(HR 0.74, 95% CI 0.67-0.87, p=0.94×10-8)や無再発生存(HR 0.76, 95% CI 0.69-0.84, p=0.64×10-7)の改善が認められ、3年で10%程度のベネフィットが認められた。
・前立腺に対する放射線治療の効果は遠隔転移負荷(metastatic burden)により異なりが認められた(<5 vs. 5以上、HR 1.47, 95% CI 1.11-1.94, p=0.007)。
・骨転移が5個未満の患者においては、前立腺部に対する放射線治療により、3年生存の7%の改善効果が認められた。
<結論> 遠隔転移を有するホルモン感受性前立腺がん(mHSPC)で、遠隔転移負荷が低い(low metastatic burden)場合には、前立腺部に対する放射線治療を考慮する必要がある。


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