副腎転移>体幹部定位放射線治療

 

副腎転移>体幹部定位放射線治療


後ろ向き研究


Franzese C, et al. J Cancer Res Clin Oncol. 2021. PMID: 34537907

・副腎転移に対する体幹部定位放射線治療(SBRT, stereotactic body radiation therapy)
・第2相試験、イタリア
・目的:副腎転移に対する体幹部定位放射線治療の有効性と安全性を前向きに評価すること。
・対象と方法:2017年-2020年、36例の患者が登録された。
・患者に対し、ライナックによる体幹部定位放射線治療(45 Gy/3回)を施行した。
・主要評価項目:治療が行われた病変の局所制御
・副次評価項目:急性期および晩期毒性、無増悪生存(PFS, progression-free survival)、全生存(OS, overall survival)、副腎のホルモン産生
・結果:経過観察期間(中央値)9.5ヶ月
・局所制御割合:1年 94.7%、2年 88.4%。
・無増悪生存割合:1年 50.5%、2年 29.8%;無増悪生存期間(中央値)14.7ヶ月
・全生存割合:1年 62.9%、2年 44.1%。
・単変量解析にて、オリゴ再発(少数再発)では、少数増悪や同時性転移と比較して全生存が良好であった。
・Grade 3+毒性は認められず、少数(22.2%)の患者で治療に関連した軽度の毒性を認めた。
<結論>副腎転移に対する体幹部定位放射線治療は実行可能で有効な治療であることが確認された。


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