肺がん>非小細胞肺がん>早期>体幹部定位放射線治療>サイバーナイフ>後ろ向き研究

 

肺がん>非小細胞肺がん>早期>体幹部定位放射線治療>サイバーナイフ>後ろ向き研究


Saito T, et al. Gastric Cancer. 2017. PMID: 34580795

・胃がんに伴う出血に対する緩和的放射線治療
・多施設共同前向き観察研究、日本、JROSG 17-3
・背景:治癒不能胃がんに対する緩和的照射が行われることは比較的少ない様子。
・今回の多施設共同研究では、胃がんに対する緩和的放射線治療の有効性を評価し、生物学的効果線量(BED, biologically effective dose)が生存成績や奏効、再出血と相関するかに関して調査を行った。
・方法:適格基準:輸血を要する または ヘモグロビン値 < 8.0 g/dL胃がん。
・主要評価項目:intention-to-treat による4週時点での出血の奏効
・出血に対する奏効:出血性胃がん;1)ヘモグロビン値 8.0 g/dL以上、2)登録から採血までの期間に輸血なし、3)救済治療(手術、内視鏡的治療、塞栓術、再照射)の施行なし、全てを満たすことと定義した
・再出血:輸血の必要性 または 救済治療の施行と定義
・結果:15施設より55例が登録された。
・Intention-to-Treat 奏効割合:2週時点で47%、4週時点で53%、8週時点で49%
・Per-protocol 奏効割合:2週時点で 56%、4週時点で 78%、8週時点で90%
・奏効 や 生物学的効果線量(BED)と全生存との関連性を認められなかった。
・Fine-Gray modelによる多変量解析にて、生物学的効果線量(BED)と奏効に有意な関連を認めなかった。
・Cox modelによる単変量解析において、、生物学的効果線量(BED)と再出血との有意な関連を認めなかった。
・放射線治療に関連した有害イベント:Grade 1(11例)、Grade 2(9例)、Grade 3(1例)、Grade 4(0)
<結論>Per-protocolでは奏効率は経過観察8週間の間に90%まで上昇した。登録後早期に死亡する患者が比較的多く、Intention-to-treat解析では奏効率が比較的低いものとなった。生物学的効果線量(BED, biologically effective dose)と生存成績、出血に対する奏効、再出血との関連性は認められなかった。


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