骨転移>再照射>体幹部定位放射線治療>システマティックレビュー/メタアナリシス

 

骨転移>再照射>体幹部定位放射線治療>システマティックレビュー/メタアナリシス


Myrehaug S, et al. J Neurosurg Spine. 2017. PMID: 28708043

・脊椎転移に対する体幹部定位放射線治療(SBRT, stereotactic body radiation therapy)による再照射
・システマティックレビュー
・目的:脊椎転移に対する従来の緩和的放射線治療後、歴史的には脊髄障害のために再度の治療は困難と考えられてきた。
・脊椎体幹部定位放射線治療 / 定位手術的照射(SRS, stereotactic radiosurgery)により再発腫瘍に対し、安全に高線量の照射が可能となってきている。
・以前に照射歴のある脊椎転移に対するた体幹部定位放射線治療による再照射による有効性と安全性を評価するためにシステマティックレビューを行った。
・方法:脊椎転移に対する体幹部定位放射線治療に関するシステマティックレビューを行った。
・最初の文献検索にて2263文献が同定され、これらのうち適格基準を満たした9研究の解析を行った。
・後ろ向き研究 4研究、前向きデータベースの後ろ向き解析 3研究、前向き研究 1研究、第1/2相試験 1研究。
・脊椎体幹部定位放射線治療は有効で、1年局所制御割合は76%(66-90%)
・体幹部定位放射線治療後の疼痛スコアの改善が65%~81%で認められた。
・体幹部定位放射線治療は安全に施行可能で、椎体骨折発生率は12%(0-22%)、放射線性脊髄炎発生率 1.2%
<結論>今回のシステマティックレビューの結果からは、照射歴のある椎体転移に対する体幹部定位放射線治療は、局所制御および疼痛緩和、いずれにおいても有効であった。依然としてエビデンスは low-quality dataにとどまっているものの、再照射においては推奨される治療選択肢。


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